【都市シス】茨城大学工学部ってどんなところ? ~第4弾:都市システム工学科~
皆さん、こんにちは! ライターのだほです。
11月に入り、一気に寒くなってきて服選びが難しくなってきましたね...。皆さんも体調には気を付けていきましょう!
また、受験シーズンに突入しています。受験生の皆さんは受験勉強に必死になっているところではないでしょうか?自分の目標に向けて、引き続き頑張ってください!
さて、今回は前回に引き続き「茨城大学工学部ってどんなところ?」の第4弾として、
都市システム工学科
について紹介していきたいと思います。
下にこれまでの記事のリンクも張っておきますので、併せてごらんください!
manabiya-eichi07.hatenablog.com
manabiya-eichi07.hatenablog.com
manabiya-eichi07.hatenablog.com
茨城大学工学部都市システム工学科ではほかの国立大学にはない、土木・建築融合教育の要として、
社会基盤デザインプログラム(土木志向)
の学生と
建築デザインプログラム(建築志向)の学生とがそれぞれの専門性を高めながらともに学ぶ環境を整えています。
この環境作りに合わせて、この学科では1年次では共通科目を受講し、二年次の初めに自分の希望に合わせたプログラムへ進学します。
しかしここで注意なのが、2種類のプログラムに分かれる際に自分の希望プログラムを選んだ後、大学側で成績優秀者から順にプログラムを配属していきます。つまり、GPAをしっかりとっておかないと自分の希望したプログラムの授業を受けられなくなる可能性があります。
各プログラムの採用人数は、およそ 建築:土木が 1:2 のようです。
同じ都市システムとはいえ、土木と建築では将来就職するものがガラッと変わるのでこれは自分の希望通りのプログラムを受講したいですよね。
特に建築の学修をしたい!と思っている方はより一層1年次の成績には気を使ったほうがいいかもしれません。
また、この学科は例年定員がおよそ60名ですので、今まで紹介した機シスや電気電子システムといった学科よりも比較的少ないです。これを加味すると単純計算で土木プログラムの生徒が約40名、建築プログラムの生徒は約20名となります。
それではここからは現役生へのインタビューを基に詳しく説明していこうと思います。
①大変だと思う講義は何ですか?
この学科では建築デザインに配属されると2年次に
「設計・製図」
という講義を受講します。この講義はその名の通り、授業内で実際に模型を作ったり、製図をしたりします。これはいかにも都市システムっぽい‼‼
しかしこの講義、なんと3コマ連続で授業を行います。
高校時代、「2時間連続数学で萎えるわー」と思ったこともありますがこの授業はそれよりも長いです、、、。
しかも大学は1コマ90分授業なので計270分あります。さらにこの授業の単位を落とすと一気に3単位落とすことになるので成績がガクッと落ちます。これは辛い、、、。
②興味深いと思う授業は何ですか?
土木コースでは
地盤力学
という授業があります。
この授業は簡単に言うと地面に特化した力学のような授業です。まさに土木関係の知識を作っていくにあたって一番基盤となるような授業です。確かに土木志向の将来を考えている人にとってはとても魅力を感じる授業かもしれませんね。
一方建築コースでは、
設計・製図
が人気のようです。
あれ?さっき言ってた大変な授業じゃね?と思いますが、まさにその授業です。やはり建築をしたい学生にとってはこの授業は大変ながらもやりがいがあって魅力を感じるようです。
③同じ学科に入学志望の受験生にアドバイス
茨城大学工学部の入学試験では数学と理科に傾斜配点がかかるのでこれらは一生懸命勉強していると思いますが、入学後この学科に入ったら特に、
物理の力学分野
を詳しくやっておくと授業についていきやすくなるようです。特に物理では「波・光」の分野や「電気・電子」の分野はあまり取り扱わないようです。
受験に向けてすべてのジャンルをしっかり勉強していると思いますが、上記のジャンルには特に強くなっているとよさそうです。
以上、都市システム工学科について紹介してきました。
自分が住んでいる世界の景色に直接関わる仕事につくための学科、とても魅力的ですね。この学科は定員が少ないので学科内の友情も深く、全体的に平和な学科です。入学してみて後悔することはないと思います!
今回はここまで!
次回の「茨城大学工学部ってどんなところ?」シリーズでは、最後となる「情報工学科」について紹介したいと思います。
疑問点や質問がある方はぜひTwitterへお声がけください!
ではまた!
manabiya-eichi07.hatenablog.com
現在、筑波大生、茨城大生、山形大生が主となって「学び舎栄智」というオンライン無料塾を運営しています。代表のはせ君を含め、個性豊かなメンバーで活動しています。
気になった方は他のブログやTwitterを覗いてみてください!!
担当:だほ