【機シス】茨城大学工学部ってどんな学部? ~機械システム工学科~
皆さんこんにちは!
今回初めてライターを務める、だほと申します。
さて、今回は前回に引き続き、「茨城大学工学部はどんなところ?」の第2弾として
機械システム工学科
について紹介していこうと思います!
manabiya-eichi07.hatenablog.com
↑第一弾の「電気電子システム工学科について」の記事もご覧ください!
今回のブログでは主に
・機械システム工学科ってどんな学科?
・どんな授業があるの?
・高校生のうちに何を勉強すべき?
といったことについて書いていこうと思います。
茨城大学工学部機械システム工学科(通称”機シス”)は、例年合格人数が120~130名と前回紹介した電気電子システム工学科に並び比較的多いです。
また、茨城大学のすべての学部を含めて唯一、夜間コースの「フレックスコース」が存在します。
夜間コースの存在により自分の家計、やりたいもの、時間に合わせて受講ができるのもこの学科のいいところですよね。
この学科では、主にエネルギー機械や設計製造、情報工学などについて学ぶことができます。
これらは”工学部といえば”のイメージが強く、男子なら憧れる人は多いのではないでしょうか?
また、3年次に上がるとさらに、「エネルギー機械プログラム」、「設計製造プログラム」、「情報機械プログラム」の3つに細分化されます。
さて、ここまではほかのサイトにもあるような事を書いてきましたが、ここからは実際に現役生に聞いたインタビューを基に解説をしていきます。
~どのような授業を行うのか?~
「機械システム工学科ではこの学科でしか身に着けない事をたくさんやるんだ!」と考える方も多いと思いますが、実際はそんなことありません。
まず、1~2年生のうちに”電気回路”や”プログラミング”といった、「これってほかの学科でやる内容じゃね?」と思うような授業を履修します。
これはびっくりですね(汗)。
しかし裏を返せば、様々なことを学ぶことができる学科とも言えます。
また、機シスには「4力」というものが存在します。
4力とは
①機械力学
②流体力学
③材料力学
④熱力学
のことを表します。
これらは全て機シスには欠かせない重要な科目であり、それと同時に単位取得が難しい鬼門の科目でもあります。
特に材料力学は考える世界が複雑で、脳内で問題の状況を想像しにくくより計算が難しいそうです。
ですからこれらを乗り越える為に死に物狂いで勉強します。
~受験生に伝えたいことは?~
上述にもある通り、機シスでは力学をメインに学習を進めていきます。
従って入学までに物理、特に力学の範囲は重点的に学習しておくべきでしょう。
また、1年生のうちから高度な微分、積分テクニックを使用します。従って、数Ⅲの微分積分の範囲は確実にマスターしておきましょう。
現役生に、「積分ができない人は機シスに来ない方がいい」と言われた程です ........怖っ
しかし、上記にもあるように機シスは自分の学科に特化した授業のみでなく、他学科科目に近しい授業も受講することや、学年が上がるにつれコースが分かれることからまだやりたいことが決まり切ってない人にも入る価値がある学科です!
以上、機械システム工学科について説明してきました。ここまで読んで
「思ったより辛そう。。。」とか
「大学ってこんなに難しいのか。。。」
といった考えになった方もいらっしゃると思いますが、安心してください。大学の学修は一人で乗り越える物ではありません。友達と教え合い、教わり合って共に成長していくものです。大学受験の苦しさを乗り越えればこんなもの大したことありません!大学生活を満喫し、自分が目指す将来像に近づけるように頑張りましょう!!
・・・最後はアツくなりすぎました(照)。
今回はこれで以上になります!次回は物質科学工学科について解説をしていこうと思います!!
疑問点や気になることがありましたらTwitter等でお声掛けください!
ではまた!
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現在、筑波大生、茨城大生、山形大生が主となって「学び舎栄智」というオンライン無料塾を運営しています。代表のはせ君を含め、個性豊かなメンバーで活動しています。
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担当:だほ