【物質】茨城大学工学部ってどんな学部? ~物質科学工学科~
皆さん、こんにちは。
ライターの もちゃ です!
今回は、「茨城大学工学部はどんな学科?」の第3弾、物質科学工学科についてお話していきたいと思います。
第1弾、第2弾を見ていない方は、こちらもぜひ読んでみてください。
manabiya-eichi07.hatenablog.com
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皆さんは、この「物質科学工学科」という学科名を聞いてどのようなことをイメージしますか?
私は、材料分野を中心に研究する学科なのではないかと思いました。
しかしながら、実際は材料だけでなく、幅広く物質について関わっていく学科になります。
具体的には、応用化学や生命工学、材料工学、量子線科学の基礎及び専門分野を中心に学習していきます。
生命工学を学べて、再生医療やバイオテクノロジーなどの分野に携われるのはいいですよね。
1、2年では、物質科学の基礎的なことを学びます。具体的には、物理学、化学、生物学の3つの分野を幅広く学びます。
なので、他学科である“機械システム工学科”が学ぶ「材料力学」や、”電気電子システム工学科”が学ぶ「電磁気学」なども学びます。
2年前期からは、学生実験が始まり、ここでは「凝固点降下」や「安息香酸エチルの加水分解」など、高校化学で学ぶような実験を実際に行います。
特に、物理化学実験では、複雑な計算式を用いて計算するので、難しいです。
また、3年次以降は、
・材料工学プログラム
・応用科学プログラム
・生命工学プログラム
の3つのプログラムに分かれて授業が行われます。
この学科は、物質科学といってもカバー領域が広く、いろいろな分野が網羅されているので、高校生の時点で理系科目の苦手な科目がある人には、少しハードルが高いかもしれません。
逆を言えば、選択肢が広いので、やりたいことが明確に決まってなくても、学びながら自分の研究領域を考えることができます。
また、高校で物理、化学、生物の中で苦手な科目がある人は、大学でも1年生のうちは、高校範囲の基礎的なことを授業でも扱うので、克服しておくといいと思います。
今回はここまでです!
何か質問などあれば、TwitterのDMにてお答えします!
次回の第4弾は、都市システム工学科について書こうと思います。
次回もお楽しみに。
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