【3】国立大交付金の3類型について
みなさんこんにちは!
みなさんは指定国立大学の記事とスーパーグローバル大学の記事は見てくださりましたか?まだ見てない人がいたら先にそちらを見てほしいです!
manabiya-eichi07.hatenablog.com
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今回はこのシリーズの第3弾!「国立大交付金の3類型」について紹介していきたいと思います!
これにももちろん、筑波大学も入っています!3類型とあるので、いったいどこに入っているのでしょうか。では見てきましょう!
そもそも国立大交付金とは
そもそも国立大交付金とは何でしょうか?
まず最初に、国立大学法人等(国立 86 大学・4研究機構の 90 法人)には基盤的経費の安定的な確保と機能強化への重点支援として「運営費交付金」が交付されています。
最高額は、東京大学でなんと824.1億円!けっこうな額が支援されていますね。
国立大交付金は、交付金単体ではなく、29年度より新しく「機能強化促進費」という物が支給されるようになりました。
このような費用のほかに、附属病院経費や、特殊要因経費なども含まれて、国立大交付金として支援されています。
国立大学には、この額が大学側から見ると多いのか少ないのかはわかりませんが、それなりには受け取ることが出来ていることを筆者自身、初めて知りました。
今回は国立大というくくりなので、指定国立大学のみというわけではありません。全国立は含まれています。いったいどの大学が何型に分類されているのでしょうか。
次から詳しく見てみましょう!
その1-「地域貢献」型
まず最初に地域貢献型について紹介していきたいと思います。
この型は、各地域に設置されている大学(総合大の他、教員養成系や医科系等)など、地元地域とのつながりが比較的強い 55 大学が選ばれています。
例えば、
・北海道教育大
・旭川医科大
・岩手大
・宮城教育大
・埼玉大
・新潟大
・滋賀医科大、
・鳥取大
・徳島大
・高知大
・福岡教育大
・熊本大
・琉球大
と言ったところが当てはまります。
その2-「教育研究」型
次に教育研究型を紹介します。
この型は、専門分野における強み・特色が強い15大学が選ばれています。
例えば、
・筑波技術大
・東京医科歯科大
・東京外国語大
・東京学芸大
・東京芸術大
・東京海洋大
・お茶の水女子大
・電気通信大
・奈良女子大
・九州工業大
・鹿屋体育大
・総合研究大学院大
・奈良先端科学技術大学院大
となっています。
その3-「卓越した教育研究」型
最後に卓越した教育研究型について説明します。
この型は、卓越した成果のみられる海外大学と伍して、全学的に卓越した教育研究等の取組を中核とする16大学が選ばれています。
このような選定基準には、必ず世界的に見てどうなのかということが入っていますね。
ここに選ばれている大学は、
・北海道大
・東北大
・筑波大
・千葉大
・東京大
・一橋大
・金沢大
・名古屋大
・京都大
・大阪大
・神戸大
・岡山大
・広島大
・九州大
となっています。
大学受験に中で、比較的難関大学と呼ばれる大学が多いですね。
交付金ランキング
ここでこれらの大学の交付金ランキングを見てみましょう。
今回はTOP10のみ掲載させていただきます。詳しく見たい場合は、引用元であるpdfをご覧ください。
ではランキングに行きましょう!(29年度資料)
- 東京大学 82,414.673千円
- 京都大学 54,349,871千円
- 東北大学 46,347,089千円
- 大阪大学 44,195,362千円
- 九州大学 40,936,447千円
- 筑波大学 40,701,060千円
- 北海道大学 35,672,460千円
- 名古屋大学 31,184,663千円
- 広島大学 25,160,047千円
- 東京工業大学 21,436,056千円
となっています。
筑波大学が6位に入っていますね!
ここまで高いところにランクインしていることには少し驚きました。
それほど筑波大学の研究力などが評価されていると考えると、在校生としてこの環境で勉強出来ていることは、非常にうれしいです。
このように、国立大交付金という面から見ても、筑波大学は相当上位であることが分かりました。 他にも何かあればまた紹介したいと思います!その記事を乞うご期待!
ではまた次回!
引用元
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