アンモニアとアンモナイトには隠された関係があった⁈
皆さんこんにちは!
段々と暖かくなってきましたね。
毎年この時期になると花粉症を持っている人が口をそろって「今年の花粉はやばい」
と言っているのを聞いて、
「毎年毎年やばかったら、10年後はどんなにヤバいんだろう」と考える非花粉症のシュンです。
さて今回も日常生活にちょっびとだけ役に立つことを書いていきたいと思います。
今回の記事のテーマはずばり!!!
みなさんどちらの単語も一度は聞いたことがあると思います。
学校の理科や化学の時間で習ったことのあるアンモニアとアンモナイトには、ある共通点があるのです。
今回はこのことについて書いていきたいと思います。
関係性から話していく前に、まずはそれぞれの簡単な説明からしていきたいと思います。
アンモナイトとは古生代シルル紀末期から中生代白亜紀まで繫栄していたオウムガイの仲間です。古生代から中生代までに生息していたことが分かっているため、アンモナイトは示準化石として地層の年代を特定するために役立っています。
アンモニアとは、分子式がNH₃で、常温常圧で無色の刺激臭を持つ無機化合物です。
理系の高校生にとっては、無機化学の分野で馴染みが深いものですね。
アンモニアを工業的に生成する方法をハーバー・ボッシュ法と言うのですが、この言葉が好きで日常生活でよく使っていたのが今でもいい思い出です()
こんな簡単な説明だけで関係性なんて分かるの⁈と思うでしょう。
正直な話、今の説明に関係性を探るところはありません。ただ説明しただけです。
「まさか初めから関係性なんてないのではないか…?!」
大丈夫です!今から説明します!今からアンモニアとアンモナイトの関係性について説明していきますから大丈夫です!!!
さて、アンモニアとアンモナイトの関係ですが、実は名前にその秘密があります!
アンモニアにもアンモナイトにも、「アンモ」という言葉が含まれていますね。
これが実は共通点になるのです。
いきなりですが、冒頭でもみたアンモナイトの形を想像してください。
クルリンと巻貝のようになってますよね。
実はこのクルリンとした形が、エジプト神話に出てくる羊頭の太陽神アンモンの角の形と似ていたことから「アンモナイト」と名付けられたようです、
それにしても形が似ているからアンモナイトという名前が付けられたとは、ずいぶん昔の人は直感で名前を付けたようですね(笑)
でも、形に関係があるのなら、アンモニアはどうなるのだろう?
そう思いませんか??
アンモナイトは形ではないんですが、リビアという国にはアンモン神殿という建物があります。
アンモン神殿とは、先ほど出てきた太陽神アンモンの神殿です。
その神殿の周辺では、アンモニウム塩を含んだ鉱石が多く見つかったらしいです。
なので、その神殿の名前をとって「アンモニア」となったようです。
エジプト神話の羊頭の太陽神であるアンモンが共通点だったのです。
関係ないと思われていた者同士には実は共通点がある。
偶然できたと思うのですが、両方とも有名な言葉なのにその共通点が一緒というのは驚きですよね。
アンモナイトとアンモニアの意外な関係性が知れた所で今回はここまでとしたいと思います!!!
毎週日曜日にちょっと役に立つかな??というぐらいの豆知識を紹介しております、
来週も見に来てくださるとうれしいです!!
それでは!!!
担当:シュン